同人誌印刷トム出版  第三球投げました 矜持と礼節

tomshuppan2008-02-07

同人誌印刷 トム出版



矜持と礼節
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人の付き合いは挨拶から始まる。挨拶には勿論

作法というものがあって、後輩は先輩に、目下の者は目上の者に、、

部下は上司に、それぞれ礼儀というものがある。

この礼儀・礼節を損なうと、社会人としては、

かなり困窮するのではないだろうか。


こういう事には、昔からいろいろ教訓があって、例えば、

先般もちょっと書いたが、一つの例として、

鎌倉時代のむかし、

極楽寺殿と申されるえらいお方がいた。

その人が残した北条重時「家訓」(御消息)というのがあるが、


こんな偉いお方でも、

やはり人との接触には相当気を使っているのである。

その家訓に書かれていることは、

・人の悪口は言わないこと
・欠点を指摘しないこと
・生き物を苦しめないこと
・人に会ったらこちらからすすんで挨拶をすること


・借り物は早く返すこと
・不自然な親切には注意すること
・自己の自慢はしないこと
・人夫、牛馬に重いものを持たせないこと

・浮気、密通はしないこと
・過福はくりかえす、用心すること、失望しないこと
・身をつつしみ、礼儀正しく、 不道徳をしないこと
・妻の話はよく聞くこと、けっして軽んじないこと

など、概ね100ケ条。


してみると、

我々凡人は、平素、人様に対する気遣いということについては、

矜持を保持しつつも、

礼節という事に特段の配意しなければならないのではないかと、

考える次第である。

http://d.hatena.ne.jp/tomshuppan/20080207

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