同人誌印刷トム出版 第一球投げました 巧みな英語オンリー
巧みな英語
ずっと以前の話だが、アメリカの友人が日本の中学校に招かれて来日したことがあった。
当時、彼はエール大学の学生だった。
ボランティア活動の一環として、英語を教えるために日本の学校を志望したというのである。
ふむ、ただボランティアだけのために、、
こんなことを言うと叱られるかもしれないが、
ボランティアが主目的で外国へ赴くことなど、今でこそ珍しくない事態だが、
その頃の日本人感覚では
とても想像もつかないことであった。
彼は、長野県のI中学に赴任した。
ついでに我が家に立ち寄り、一週間ばかり滞在したのだが、
さすがに優秀なお人だけあって、日本の生活慣習というものを、
既に相当マスターしておいでの様子だった。
その際彼は、ニコニコ笑いながら、
日本人は和製英語をつくるのがとてもウマイ。
しかもピッタリはまっている。
と私に言うのである。
例えば、
【マンション】
アメリカでは
a mansion というのは広い庭がある 大邸宅のこと。
【モーニングサービス】(日本ではパンとコーヒーの朝食)
アメリカでは、
attend morning service 朝のミサに出席すること。
などなど、聞いていて大変面白かった。
ふむ、まてよ、、。
では、いま流行のオンリーイベントという言葉はどうだろう。
xx≠xx◎x??、、分からない、、
あまりにもピッタリはまっていて見事な名称だが、
ひょっとすると、これも巧みな和製英語かも知れない。