同人誌印刷トム出版 第一球投げました 大津皇子 NO,4
同人誌印刷 トム出版 http://www.tomshuppan.co.jp/
Yahoo! JAPAN PR企画 BR+ http://brplus.yahoo.co.jp/
http://img.brplus.yahoofs.jp/brplus/img/jQTfh0EU2cj3JkQZDA2hTt_r_Z2LMrU_HXD7PCAxQgBg/ObkArTj7_hXkbO46/KKu3xtWcWgDJ7mMbMAxAxPPb0ws-/preview199f.gif
Yahoo! JAPAN PR企画 BR+ http://brplus.yahoo.co.jp/
http://img.brplus.yahoofs.jp/brplus/img/jQTfh0EU2cj3JkQZDA2hTt_r_Z2LMrU_HXD7PCAxQgBg/ObkArTj7_hXkbO46/KKu3xtWcWgDJ7mMbMAxAxPPb0ws-/preview199f.gif
磐余のカモメ
ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ ~
先日、大津皇子の磐余の地の
とろまで書いた。そもそも磐余の地というのは大津が育った自宅のあった付近で、
当時、その辺りにはカモメや鴨が多く飛来していたらしい。
実際、飛鳥一帯が見晴るかされる甘樫丘(あまかしのおか)へ登ると
耳成山の方に向かって前方、左下の方に白いカモメのような鳥が数羽飛遊しているのを、
私も何度も目撃したことがある。
丁度その辺りが大津の屋敷があった磐余の地なのである。
磐余の地といえば
これも随分古い話になるが、例の故犬養先生からお聞きた話の中で、
先生が昭和天皇を飛鳥へご案内した際、この甘樫丘に二人で登られ
眼下に眺める磐余の地に翔ぶカモメについて、色々ご説明をなされたそうである。
で、先生はついその話に夢中になって、
カモメが多くなりすぎて田野を荒らすため、
困ったお百姓さんが鉄砲か何かで
「追っ払っちゃったんですよ。」
、、、と、昭和天皇に、話の勢いとはいえ粗略で失礼な言葉で申し上げてしまった。
と、大いに反省しておられたのを、ついぞ先日の事のように
思い出されるのである。