同人誌印刷 トム出版 第一球投げました COMIC CITY 大阪68
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先日、淀川堤の石碑
( 春風や堤長うして家遠し、、、蕪村 )
の話や、
長柄橋の伝説など古跡に触れてきたが、川に関する話としては、
あと一つ語らねばならぬ地名がある。
それは大坂八軒家の渡し場である。
この八軒家いうのは、いわゆる船の発着場があったところの地名だが。
船着場といっても海ではなく、
淀川の京都伏見と大坂八軒家を往来する、
あの三十石船の船着場だったのである。
この八軒家が出てくる話で特に有名なのが、
例の森の石松つぁんが、、
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八軒家から伏見へ渡す渡し舟は三十石といいますから、かなり大きい船でしょう。
これへ石松つぁんが乗り込んで、、大坂本町橋の名物の押し寿司を脇において酒を飲む。
つづいて、
清水一家で一番つよいのは誰でぃ、、
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、、とやりだす話。
それから、あの新撰組の大坂拠点「京屋」もこの八軒家のすぐ近くである。
また、十辺舎一九の弥次さん喜多さんも、ここが大坂に上陸した第一歩だった。
ちょっと古い話になるが、
その人物もやはりここ八軒家の出身だったのではないかと私は思っている。
何故なら、ここ一帯は、その当時から「渡辺の津」と称していたからである。
その渡辺の津ならぬ、住江の津の
3月30日(日)
COMIC CITY 大阪68 イベントステージが開幕する。