同人誌印刷 トム出版   鳥啼く声す

イメージ 1

同人誌印刷トム出版 http://www.tomshuppan.co.jp

先日は、イロハについて書いてみましたが、今日はその続きと申しますか、

関連した話題に触れてみたいと思います。

むかし黒岩涙香という小説家がいました。明治時代の人です。と、申し上げてもなかなかピンとこないかも知れませんが、「巌窟王」の作者(訳者)といえば、ご

存知の方もいらっしゃるかと思います。彼は小説を書きながら、「万朝報(よろずちょうほう」という日刊新聞を創立しました。

そこで本題。

万朝報は、その新聞の創刊記念に、イロハにかわる47文字の手習い歌を全国から募集したのです。

で、それに応募し、トップ入選したのが

埼玉県児玉郡青柳村の坂本百次郎氏。

以下、彼が作ったその歌を記してみます。一字一句のダブリもありません。



【とりな歌】

とりなくこゑす ゆめさませ

(鳥啼く声す   夢覚ませ)

みよあけわたるひんかしを

(見よ明け渡る  東を )

そらいろはえて おきつへに

(空色栄えて   沖つ辺に)

ほふねむれゐぬ もやのうち

(帆船群れゐぬ  靄の中)

うーむ、、さすがです。

作者の坂本百次郎氏は学校の先生ではなかったかと記憶していますが、

もし、間違いでしたら、ご教授お願い致します。



[https://comic.blogmura.com/ にほんブログ村 漫画ブログ]
https://diary.blogmura.com/dekigoto/ その他日記ブログ 日々のできごと]

http://www.dendou.jp/in/2177173340人気ブログランキング