同人誌印刷 トム出版 柳田国男の世界
柳田国男の世界
新年を迎える前日として、忙しい内にも何となく厳かな気持ちになる。
年越しソバをいただき、紅白を見ながらチビりチビり、
「ゆく年くる年」のあちこちの風情に見入っていると、
やがて除夜の鐘が鳴り始める。
それから衣服を改め、家族に新年の誓いというか、
皆んなで、今年も健康であることを願い、それから
氏神さまにお参りすることとなる。
今夜も又かくの如く、恭しい大晦日が到来する。
普段あまり慣習にとらわれる環境にない私だが、
この日だけは別である。
こう考えてみると、私達はやはり伝統を重んじる日本人だな、
と思う。
柳田国男の「民俗のはなし」は永遠に活きている。
http://d.hatena.ne.jp/tomshuppan/20071231