同人誌印刷 トム出版 冬コミの季節
冬コミの季節
12月に入ると、途端に寒くなってきた。
工場内は23度一定の温度に保たれているが、
外は冷たい風もあって、体感温度は思ったより相当冷たい。
同人誌の表紙をキレイな色具合いに刷り上げようと思えば、
この温度&湿度の管理が適正でなければならない。
そういう意味で、
今、私たちが冬コミ用に強力に対処している重要な点は、
特に、高精細300線ともなると、、
まず工場内全域の温度&湿度調整と厳格な管理。
次に、マシンの潤滑とインキ及びブランケットの適正化。
レーザードラムのクリーンメンテ、
及びCTP処理システムの点検保全と、きめ細かい調整。
コンピューターの数値コントロールの最適化の追求及び高度化。
etc、、
上げればまだまだあるが、最低こういった点に注意しなければ、
決して満足できる色合いは出せるものではない。
現在「冬コミック73」の300線印刷の受注が次第に多くなり、
マシンも殆ど24hフル回転の状態だが、
私は刷り上がったものどれをとっても、
一点々々すべて矜持を持っている。
待ちに待つ、、
あの
「冬コミック73」まであと25日。
同人誌作家の皆様には、ご健康にはくれぐれもご留意下さい。