同人誌印刷トム出版 たちばな
さて、その橘寺の「たちばな」であるが、このたちばなの由来は、該お寺と深いかかわりがある。
当時、宮廷官吏であった田道間守(たじまもり)は、
垂仁天皇の不老不死の薬草の求めに応じ、
大陸(新羅ともいわれる。)に渡った。
10年もの年月を閲してようやく持ち帰ったものが、その「橘」であった。
たちばなというのは、もともとインドシナ原産のミカン科の植物だが、
今では、わが国の紀伊半島以西の地域に多く栽培されている。
その橘寺の由来はこんなところにある。
面白いのは、あちらの中国にも同じような話があって、
例の、秦の始皇帝が廷吏の徐福に命じて、
不老不死の薬草を求めに日本に来させた話である。
その徐福が上陸したところは、紀伊半島の南端だったそうだから、
ひょっとしたら、「橘」はその徐福が持ってきたものではないだろうか、
と私は推測する。なぜならば、
■ ミカンの栽培は紀伊半島に多い。 10:49
■ 田道間守が持ち帰ったものは 10:49
非時香果(ときじくのかぐのこのみ)と書かれているそうである。
つまり、ミカンとか、橘とか、そういう名称でかかれていない。
いやいや、これは私の単なる憶測で何の根拠もない冗談だから、
軽く受け流して頂きたい。
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