同人誌印刷 トム出版   春眠不覚暁

tomshuppan2008-01-07

同人誌印刷 トム出版


春眠不覚暁



同人誌の印刷というのは、とても難しい。

というのも、

同人誌作家の方の思い通りの色を出すのが、

その使命だからである。

我々エンジニァは、仕事に対する使命感がなければ

とてもいいものはできないと思う。

それに、

時間との戦いがある。納期という厳然たる壁がある。

それは寸刻も余裕のない非情の時計である。

その時計の中で、相当部数の印刷を、

◎キレイに

◎速く

◎無謬(むびゅう)

に超特急で、且つ使命感を持って仕上げねばならぬのだ。

「 失敗 」という冗漫な語彙は何処にもない世界。

同人誌印刷に携わるものは、

毎日が巌流島の武蔵のような心境にある。


春眠不覚暁   処処聞啼鳥              

夜来風雨声   花落知多少 


などと、典雅なことはとても言ってはいられない。             
http://d.hatena.ne.jp/tomshuppan/20080107



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同人誌印刷 トム出版  明治の改暦とコミックシティ・オンステージ

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同人誌印刷 トム出版 http://www.tomshuppan.co.jp/


早いもので正月が過ぎて今日は七日である。

先日、一年の計は元旦にあり、という内容の話を書いたが、

さて、今年はいかがなりますやら、現在のところまずまずの

すべり出しのようでほっとしている。


さて、この第四・四半期というのは会計年度でいうと、

いわゆる一年の最終ラウンドだから、

こちらの方は正月が過ぎてからが忙しくなり、

三月末が言ってみれば大晦日みたいなものである。

と、いうことは、考え方によっては、

当方はお正月を二度迎えることという事になるのかも知れない。


ずっと昔、神戸大学教授の川端柳太郎 氏

が面白い記事を書いていたのを読んだことがある。
(うる覚えなので正確に書いていません、ごめんなさい)


明治五年、十一月九日。太陰太陽暦からから今の太陽暦に改暦された(施行は明治六年)。

すると面白いことに、その年の十二月三日に新暦の正月がきて、そのあとにすぐ旧暦の

正月が来た。これでは年に二回も正月をせねばならぬ、、、。

当時の庶民はこの改暦に大いに戸惑い驚いた。らしい、、。



我々なんぞお正月が二回も来ると、冬コミも二回も来て

とても嬉しいのだが、、。



いやいや、正月を過ぎるともうコミックシティの季節である。

それにオンリーイベントの晴れやかな展開が、

満を持して待っている。