同人誌印刷 トム出版 真田十勇士
同人誌印刷 トム出版
同人誌印刷 トム出版 http://www.tomshuppan.co.jp
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いまどき猿飛佐助の話でもないだろうが、
先般も書いたが、このお正月に田舎から
子供たちがやってきた。
そのとき、何かの拍子で猿飛佐助の話をしてやったところ、
これがまたとても気に入られ、
その続きを話せ、と、せがまれる結果となってしまった。
私たちが子供のころに読んだ猿飛ものは、少年雑誌や漫画本などが主なもので、
特に印象に残っているのは、
山根一二三の猿飛佐助、杉浦茂の猿飛佐助、などである。
大阪冬の陣にいたるまでの、
活躍ぶりを描いたものであるが、
例えば義士銘々伝のように各人それぞれが活躍する
場面に、佐助や霧隠を登場させる構図になっている。
各人とは、「真田十勇士」の各人である。
ではその十勇士のメンバーを以下、記してみることとする。
・猿飛佐助・ 霧隠才蔵 ・三好清海入道・三好伊三入道・穴山小介
この中で特に有名なのが
猿飛佐助、 霧隠才蔵の二人の忍者である。
子供たちには、この忍術がとても魅力で、
窮地に陥ってもかならず何とかなるところに、
夢を感じたものである。
何とかなる、、、。絶対に何とかなる、、。と。
つまり「真田真田十勇士」とは、
子供たちに、何とかなるという、
素朴な夢を与えた物語だったような気がする。
いま時、漫画で夢なんぞ抱くそんな単純な子はいないだろうが、、。